【ディスクレパンシー44】息子の「奇妙な指の動き」は、脳のオーバーヒートを防ぐ冷却装置だった

こども

奇妙な動きには理由があった

発達凸凹(ディスクレパンシー44)息子小5としっかり者娘中1を育てる、療育医療センター勤務のママ看護師です。

興奮すると指を耳の後ろで素早く動かす息子。奇妙な動きは正直やめてほしい。しかし、能力差(ディスクレパンシー)44という極端な凸凹を持つ彼にとって、それは「脳のオーバーヒートを防ぐ冷却装置」だったのです。 自傷やチックを経て息子が辿り着いた、脳をスッキリさせるための生存戦略について綴ります。

息子は、得意の言語理解と苦手な処理速度指標の差が44あります。

小3で担任の厳しい漢字指導により、チックや自傷行為が急に出て一時期学校にもいけませんでした。(今はおかげさまで元気に通っています)

小3までは全く持って問題を感じずに育ててきたので、本当に驚きましたし苦しみましたが今は、精神科でインチュニブをもらい、通級で自分の悩みを聞いてもらったり、ソーシャルスキルトレーニングを学んでいます。

今はほぼ元通り元気になった息子ですが、一つ気になるのは、興奮したり集中したりするときに出る奇妙な動きです。

息子は、興奮したりすると、指を素早く耳の後ろの方で動かすんですよね。それがすごく奇妙。

正直やめてほしい、、、。でもどうやらそれには意味があるらしいです。

息子は小3の時、急に自分の頭を叩いたり、手やほっぺを叩くようになったのです。どうやら脳のオーバーヒート?自分の能力以上のことを求められ(処理速度が低いのに、完璧な漢字を早くたくさん書くように求められた)、できない自分にイライラしたようです。

不思議なことにその行為が、徐々に変化していきました。

しばらくすると、叩く代わりに音声チックに変わりました。ふんふん言ってしまう。数回なら別に気にならないけど、それを繰り返しされるとうるさいです。

症状がひどい時は、クラスメイトからもうるさがられました。

その後インチュニブを服用するようになって徐々に落ち着き、今、指を素早く動かしたりするんです。

本人に聞くと、「これやると、脳がすっきりするんだよ」とのこと。

でも、はっきり言って非常に奇妙なので、友人からからかわれていじめられるんじゃないの?と母としては不安に。

常同行動とは、外から見ると意図がわからない繰り返し行われる行動です。主治医や心理テストを受けた時に説明を受けた心理士からは、「本人にとっては意図があり、息子にとっては、不快な刺激をこの行動によって逃がしたりしてるんだろう」と言われました。

周りになじむために

もちろん、職場でもそのような子どもさんや大人の方とも接していますが、やはり我が子となるとなかなか冷静に見れない自分もいました。

これらの行動は本人にとっては意味があるので、無理に止めてはいけないのですが、さすがに不安になるんですよね。

なので、息子には、「周りの人から見ると、びっくりしちゃうこともあるからさ、なるべく人眼に付かない所でやったほうがいいよ。トイレとか端っこにいくとかさ」と言ってみました。

すると、「わかってるよ、学校ではあまりやらないようにしてる。僕は過去の失敗を繰り返さないんだから。家だからやってるんだよ僕は」と息子。

本当かどうかはわかりませんが、まいっか。

でも自傷行為はケガするかもしれないし危ないので、指の動きも奇妙だけど、まあ以前に比べれば徐々にましになってるので、なまあたたかい目でみていくことにします。

気になる友人たちからの視線ですが、意外と子供たちは息子の奇妙な動きにそんな気にしていない様子。もちろん気になってる子も中にはいるでしょうが、息子とよく遊ぶ子たちは気にしていない様子です。

今後もう少し周りから気づかれない物に変更してくれないかな?とも思いますが、今元気に過ごせているのでまあいいか。

いろんな事情をもった人たちがいることを知っていただき、優しい目で見守ってくれる人が増えるといいなと思います。

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