耐える力? ネガティブケイパビリティとは

私の葛藤

 息子は小学3年の夏休み後突然の自傷行為(頭などを叩き始める)やチックが出て、しばらく学校に行けませんでした。子供のことが心配なあまり、親もメンタルがやられそうになりました(泣)。

 その後さまざまな相談機関にも行きましたが、特に私が救われたものをご紹介します。

それは、早稲田メンタルクリニックの益田裕介先生の動画やマサチューセッツ総合病院小児精神科医の内田舞先生の動画や書籍や、精神科医で作家の帚木蓬生先生のネガティブケイパビリティという書籍です。これらを読んだり見たりしてなんとか自分を安定させてきた気がします。もちろん発達障害などの疾患の理解ももちろん大事ですが、私の場合は、自分の人生というか、子育てと仕事をしながらこれからどういうスタンスで生きていけばよいのか?というもやもやしたものとの向き合い方みたいなところについて、前を向くきっかけみたいなものを必死で探していたような気がします。特に内田舞先生は子供3人育てながら働いているので母目線での発言が多く勉強になります。

結果、いろいろ知識を身に着けることは、今の自分の心情を表現したり今自分がこういう状態なんだと認識するのに役立ちました。

特に私は、「べき思考」なので、結構自分で自分を追い込んでしまったところもありました。だから、ネガティブケイパビリティというものが非常に苦手です。
人間は、わからないこととかもやもやしたものをそのままにしておくと気持ちが悪いので、どうにか理由みたいなものを探してしまうらしいのですが、世の中にはわからないものやどうがんばっても解決できないことがたくさんあるのが当たり前で、仕方がない。だから、わからないもの、解決できないものはそのままそれとして置いておくというのが必要らしい。

もちろん、どうにか解決できないか考えをやめるわけではないけれど、それに支配されないで毎日を生きることが大切ですよね。でも、難しい。やっぱりなんでだろうとぐるぐるして苦しむんだけど。できることをやってあとは日々普通に過ごすことが大切なんですね。日々修行だ。 

子供の不登校とか発達特性による困りごとの対応には、親が元気でいることが絶対必要!! 

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