今日は息子のことを書こうと思います。
息子は小学3年の2学期までは、天真爛漫な子で特に問題もなく登校していました。しかし3年生の2学期から急に様子が変わってしまったのです。いきなり自分で頭を叩き出したりテーブルや机を叩き出し学校に行けなくなったのです。もうびっくり。何が起きたのかわからず。そこから、病院やスクールカウンセラー、行政の教育相談センターなどに相談し、徐々に回復して今は元に戻って元気に学校に行っています。色々大変なことがありましたが、環境調整をしたおかげで元の生活ができるようになったので、我が家のケースを紹介してみたいと思います。
もともと息子は何かに熱中しやすかったり、一度熱中すると誰が声をかけても聞こえなくなったりなどそのような傾向はありました。具体的に言うと、3歳で恐竜にはまりました。毎日毎日恐竜の図鑑や図鑑に付いてきたDVD,ジュラシックワールドシリーズの映画など見続けてあっという間に恐竜の名前や特徴を覚えてしまいました。こんなエピソードもありました。息子が3歳?か4歳の時に、図鑑を持ってきて私にいろいろ教えてくれたときに、ふと違和感が。この子はなんで漢字が読めるんだろう?と。この時息子は図鑑に書いてある文字を一言一句間違えることなくすらすらと私に読んでくれたのです。「漢字も教えてないのにすごいな、漢字読めるんだ」とのんきなことを言った私に娘が言いました。「違うよママ、○○ちゃんは恐竜が好きすぎてDVDで説明する内容を全部覚えちゃってるんだよ。漢字なんてわかってないよ」と。ほーなるほど、そういうことだったのねと呑気な母は、やっとその時に気づいたのです。我が息子の異常なまでの恐竜に対するのめりこみに。確かに、食事中でもお椀を持ったまま完全にフリーズしているときがよくありました。そして、急に「ママーわかったよ僕ー」と叫び、その勢いでお椀をばしゃーんと床に落としてしまうことも非常によくありました。突然いろんなことが頭に閃いちゃうようです。今考えればこれがこの子の特性のよく表れている場面だったのですね。当時はそんなことに全く気付いていませんでした。
長くなるので次回に続きます。
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