息子は小学3年の時に急に自傷行為により、学校に一時期行けない時がありました。WISC検査の結果処理速度指標が低く、得意な言語理解と差が40以上あります。
不安定になった時に、友人との関係もうまくいかない時がありましたが、今は様々な環境調整や内服治療により元気に学校も行けるようになりました。
いろいろとうまくいかない時期に息子なりにいろいろ考えたようで、かなり自分を客観的に見れるようになったなと感じるのです。今日は息子の得意なことを書いてみます。
話す内容を相手によって、変えるようになった
例えば、昔は自分の興味のある話題や突然ひらめいたことなどを、だれかれ構わず話しまくっていたのです。ですが、周りの友人は息子の興味関心のあること(マニアックな恐竜や深海生物など)については、興味がないことに気づき始めたようで相手を見て話す内容を変えるようになった気がします。
なので、自分の考えていることやひらめき?などを私やおばあちゃんにものすごい勢いで話すようになりました。友人には、ゲームの話などをしているようです。
カウンセラーにこのことを話したら、私やおばあちゃんに話すことで、新しい知識の定着や自分の考えの整理をしているのだろう。一般的には友人に話したりすることが多いが、息子の場合は考えている内容が同年齢の子どもと興味関心が違い友人とは話が合わないため、母親や祖母に話すのであろう。でも、息子のような子は、ある時自分の頭の中で整理ができるようになると、突然話さなくなる場合が非常に多いと聞きました。
毎回ものすごい勢いで話してくるので、私も聞くのが大変なこともあるのですが、期間限定だと思うと寂しい気もしてきましたので、なんとか今の時間を楽しみたいと思っています。
自分の得意なこと苦手なことをわかっている
やはり、いろいろうまくいかないことが続いて辛い時期を経験したからか?客観的に自分の得意なことと苦手なことをよくわかっていると思います。
通級でも、自分はスピードを競うゲームは苦手と話しているようです。
あと驚いたのが、友人と出かけるときに、皆自転車で出かけたのですが、「僕はいいよ、走っていく」と言って走っていったのです。あとから聞いたら、「僕はさ、自転車乗れるけど、狭い所とか車とかいきなり来たりするとぶつかりそうになるんだよ。だから一応走った。」と言っていました。
確かにその通りなのです。我が家の周りは道が狭く、車も自転車の飛び出しも非常に多く危ないのです。でも、友人は皆自転車なので、きっとからかわれたりもするでしょう、でも、それより安全を自分で選択していてすごいなと思いました。
自分の体調に合わせて薬を調節
息子は今インチュニブ1mgを飲んでいます。以前、イライラがひどい時は2mg飲んだ時期もありましたが、今は落ち着いているので1mgです。
でも、時にはイライラしてしまうこともあるようで私や娘にイライラをぶつけることもあります。
そんな日は、なんと自分から「今日なんかいらいらしちゃってるし、明日も苦手なリコーダーの練習もあるし2こ飲んどく。」と言って薬を調節しているのです。
自分の体調や明日の予定を考えて薬を調整するってすごい。。大人でもなかなかできない。
ちなみに主治医からは、自己調節可の指示あります。インチュニブは息子の体重では3mgまで増やせると言われてます。ちなみに副作用は眠気があります。初めて飲んだ時は数日本当に眠り続けて心配しましたが、息子は慣れました。1錠から2錠に増やした時も数日で眠気は慣れてました。
息子に薬の効果を聞くと、「1錠ならいいけど2錠になると眠いっていうかぼーっとしちゃう気がする。いらいらもしないけど。だからなるべくなら1錠にしたい」とのことでした。
個人差もあると思いますが、息子はこのように言ってます。息子の友人もインチュニブ飲んでいますが、初めだけ眠気がひどかったけど、すぐ慣れたとその子も話していました。
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