心理士からのIQ結果説明にもやもや
発達凸凹息子小５と頑張り屋中1娘の母です。
息子は小３で一時期不安定になり（自傷行為やチックなど）、学校に行けない時期がありました。
スクールカウンセラーや児童精神科もかかり、行政の発達教育の相談機関でWISC検査（IQ検査）をしました。
結果は、得意な言語理解と苦手な処理速度指標の差が４０以上あり、非常に学校生活では苦労があるだろうと言われました。
処理速度指標が低いと、黒板の字を素早くノートに書くや漢字の書き取りを早くすることが非常に難しいです。まさしく息子はそうでした。
特に漢字は、当時の担任の先生がものすごく厳しくて、トメはねはらい、バランスに厳しく、何度かいても×にされたのです。
検査結果を説明してくれた心理士の方からは、「IQは生まれながらのものなので、努力では変わりません。だから、漢字の練習をたくさんしてもできるようになりません。」と言われました。
しかし、漢字の書き取りを小３であきらめるって？
「え？そんなはずない」と思い、他に方法があるはずと思い、試行錯誤しました。
結果、漢字得意になりましたけど
そんな専門家から、もう漢字の練習はしても無駄と言われ非常にショックを受けたのですが、息子と相談しながらいろいろ試しました。
まず、担任に特に今は精神不安定なので、漢字の細かい指摘はしないでほしいということと、漢字の書き取りテストの時に、検査結果も見せて多めに時間が欲しいので配慮をお願いしました。
当初は担任も、特別扱いできないと言ってましたが、検査結果や精神科の医師からの指示ですと伝えると、「できる範囲でやってみます」と、対応が変わりました。
その後、自信も意欲も失っていたのでまずそこを取り戻させたいと思い、確実に点が取れる漢字小テストの対策を頑張ることにしたのです。（まとめのテストなどは、範囲が広すぎて対策が難しいので）
毎日少しづつノートの枠をはみ出してもいいから、一緒に練習しました。
幸い息子は漢字を覚えるのは得意だったので、たくさん書いて練習という本人にとって苦痛な作業は少なくて済みました。
毎日必ず私が隣に座って練習することで、徐々にテストの点数も上がり今ではほぼ毎回小テストは満点が取れるようになりました。
毎日一緒に隣で練習したというのが、息子にとっては安心につながったようです。しかし、ものすごーい手間と根気が必要です。。。。。。。。。
専門家の見解は時に親を苦しめる
確かにIQは生まれながらの能力なので、努力して伸びるということは基本ないらしい。
でも、運動神経は努力でよくならないけど、泳ぎを訓練すればそのうち泳げるようにはなるのと同じで、苦手でも工夫次第でどうにかここまでというラインまで持って行くということはできると思うので、どうにか試行錯誤するしかないという結論に私は至りました。
非常に弱っている時に、もう練習しても無理ですみたいなことを言われると、かなりショックですが、一番子供のことをわかっているのは親だと思うので、その子に合った方法を見つければどうにかなることも多いと思います。
もし、専門家からいろいろ言われて落ち込んでいる方がいたら、その意見はそうなのねと流して、自分なりに試せば道は開ける気がします。
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