児童精神科初診までの奮闘
まず児童精神科医探しです。東京は専門医も増えておりクリニックや病院も地方よりはあるのだと思います。しかし、初診の予約は激戦です。とりあえずネットや以前小児科で働いたこともあったので、その時の医師に相談したり、看護師の先輩に相談したりして、病院をピックアップし連絡。しかし、どこも初診予約は本当にとれない。病院によっては、初診の予約の電話は日にちや時間が指定されているところも多くあります。そのために、また仕事も休まないといけない。もう本当に大変です。母と二人で携帯と家電話からかけまくりましたが、つながらず。そしてあっという間に「初診の予約枠はすべて埋まりました」とのアナウンス。。。がっくり。なんのために仕事を休んだのか?何も進んでないし。。。。
そして、いろいろ調べると、かなり高額な予約料が必要なクリニックも結構あることがわかりました。数万円です。クリニックによりますが、体調不良でもキャンセル不可なところもそれなりにありました。結局数か月先の初診予約しかとれないので、複数のクリニックを予約して直前でキャンセルする人が多く診療に支障をきたしており、予約料制度ができた?ようです。でも、1回診察するたびに数万円の予約料が必要ってちょっと継続診察がうけられないよなと思いました。発達障害のある子を育てているママに聞いたところ、さまざまな発達障害ビジネス?のようなものが実際にあるようです。病院の予約料は違法なビジネスではないですが、中には、特別な指導(療育)?などといって、実際には何も指導がないのにかなり高額な料金をとられるケースもあるようです。親は不安で仕方ないので、何かにすがりたくなる気はよくわかります。お金を払う前によく確認が必要ですね。実際問題、行政の通級指導なども常に満員で適応があっても数年待ちもざらにあるので、なんとか改善してくれたらいいなと思います。
その後我が家はなんとか児童精神科医の診察予約がとれました。本当に良かった。ちなみに学校のカウンセラーからの手紙があると優先的に予約とれるところもあります。
診察の結果
詳細な問診票を記入していざ診察。夫も仕事を休み、息子、父母で受診。なんて言われるのかドキドキしながらの受診。まず息子に先生が話を聞きます。
「こんな所までわざわざ大変だったね、どうしたんだい?何か困ってることはあるのか?」と医師。
「なんか僕イライラするんです。だから机とか叩いちゃう。うまく字も書けないし。」など。息子。
その後両親の話を聞いてくれて、「ただのストレスですよ。ストレス反応としてチック症状や自分の頭をたたいたりなどの症状が出てるだけ。だから環境調整をすれば、症状はなくなります。本人にとってストレスとなる漢字の指導など、、を学校と相談して環境調整をしなさい、それがあなたがた親の役割だ。ただ、本人の特性の問題もあるにはある。過集中とか板書が苦手だったりする点は、集団生活についていくのに負担が大きいでしょう、だから通級での指導などは効果あると思う。この子はADHDの傾向があるけど、診断はつかない」と言われました。
本人には、「君はどこも悪くない。全くもって正常だ。だから学校に行け」と言ってました。
ものすごく緊張して臨んだ初診でしたが、あっけなく終わり。さっさと学校に行けと言われても。と思いましたが、これからの学校とのやりとりがそれまた本当に大変だった。。。。。。続く。
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