1冊の本からの広がり
我が家は、娘も息子も私も夫も読書が好きですが、皆好きなジャンルが結構違うのです。
夫は推理小説系、息子は雑学?動物などのなぞなどが書かれた本をよく読んでます。私は、純文学、文芸系が好きです。娘は、年齢に応じた正統派?な本をよく読んでました。小さい頃はおやゆびひめとか7ひきのこやぎなどから始まり、おしりたんてい、わかったさんシリーズ、小公女などなど。。その後は、つばさ文庫などに移行していきました。
ずいぶん前ですが、義母からおすすめの本ということで1冊の本を渡されたのです。
義母は元司書ということもあり、時々本の話をしあうのです。が、すぐに読む気にもならず本棚に置いておいたのですかなり長い間。。。。
はっきりいって忘れていたのですが、ふと目に留まり読んでみたら、すごく面白くて一気によんでしまった。岩手県が出てくるのですが、親戚が岩手におりゆかりのある地だったのもありなんか親近感。壊れかかった家族が再生する物語なんですが、思春期の少女が主人公で所々娘と重ねてしまい感情移入。なかなか素敵なお話でした。さすが直木賞。
娘の学校は毎日読書の時間があるのです。娘とは好みも違うので今まで本を共有したことはなかったのですが、娘にも読んでもらいたくてすすめてみたのです。するとあっさり「学校で読むわ」と。
娘にはささるのか?不安でしたが、帰宅後「ママー、あの本すごいわ、面白い。高校生なのに一人で行動していくとこがすごいし。」と早くものめりこんでいる様子。
義父、義母、私、娘と1冊の本が広がっていき、その話を一緒にできるのがなんかうれしい。
娘と同じ本を共有できることに、成長してるんだなと感じてしみじみしてしまいました。
ちなみに、読み終わってすぐに娘に読ませたいと思った本がもう一つ。
読み終わって、人のやさしさや自分の幸せをじっくりかみしめられる本です。自分も相手も尊重しながら前に進む感じがすごくすてきだった。いろいろ読んでるけど、これはヒットです。
オーディブルがほとんどだけど、紙の本も好き
このころは私はオーディブルで耳読がほとんどになってしまいましたが、紙の本も結構好きです。
子どもが生まれる前は、よく本屋で好きな本を物色してたくさん一気に買い込みその後、早く読みたくて胸がどきどきしながら家に帰ったり電車に乗るのが楽しみだった。なので、今も書店に行くとすごくワクワクします。
都内にいるので大きな書店に行けるので恵まれているけど、本屋さんが激減でさみしいです。
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