「あきらめる」は、明らかに見極めること

私の葛藤

できることとできないことを見極める

息子の自傷行為がひどかった時、複数相談に行きましたがいろいろたらいまわしにされ皆が敵に見えた時がありました(泣)。そんな時、YouTubeや本をむさぼり読み、見ました。

よく、「ありのままを認める」とか「現状を受け入れる」ことが大切というけれども、それが私にはいまいちピンとこなかったのです。

そんな時精神科医ユーチューバーの益田先生が、治療のゴールは「仕方ない」「しょうがないんだ」と思うことだ。と言っているのを聞いて、急に腹落ちしたことがありました。

私は今のところ精神疾患にかかっているわけではないけれど、日々色々大変なことが起きる中で自分の中でどのように落としどころを見つけて前に進むか考える中で、「仕方ないしょうがない」と思ってできることを淡々とやるということに妙に納得してしまったのです。

精神医学は、欧米からきているものなので、日本の文化背景にはそぐわないものもあるようです。日本の文化背景を考えると、仏教の教えなどもヒントになると言っていました。

その後どこで聞いたのか忘れてしまったのですが、仏教では、「あきらめるという言葉は、できることとできないことを明らかにして見極めることだ」ということを聞いたのです。。この言葉にも、はっとさせられました。

女性は仕事、家事、子どもを持てば子育て、さらに親の介護問題など様々なことをやらざるを得ない状況になることが多いです。実際名前のない無償労働の多くを女性が担わされているのが現実だと思います。

だから、特に女性はやることととやらないことを見極めることが非常に重要だと感じています。

心は脳なのだ

心や感情というものは、脳。

脳は、たんぱく質でできている臓器で、感情は神経伝達物質に影響を受けるものです。だから、規則正しい生活習慣(栄養、睡眠、運動など)が大切なはずです。

さらに人間は社会的動物であるから、他人と自分を比べてしまうのは仕方ないと思います。
でも、そこにとらわれすぎないで生きていくことが大切なんだと思います。

不安やストレスは完全にはなくならないから、できる範囲で倫理的合理的に考えて判断していく。考えても正解がわからないものも多くあるけど、できる範囲で考えて行動するしかないらしい。

どうしても、何かこれという正解があるような気がしてしまいますが、自分で考えて行動したのならば、その選択をこれから自分で正解にしていくしかないんだろうなと感じています。

毎日いろいろ葛藤してしまうけど、感謝の気持ちをもって進もう。

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