連携できる準備が整ってない
Xで、子どもの発達特性などで問題が生じた時、「医療現場、教育現場、行政が情報共有しないことが問題だ」と訴えている人がいた。(細かい内容少し違うかも?)
それに対し精神科医が、情報共有をしないのではなく、「できないのが実情だ」
と答えていた。
情報共有するには、まず互いに前提となる知識を共有する必要があるが、医療現場の常識と教育現場、行政の現場でそれらの教育や研修が進んでいない。加えて、システムも構築されていない。さらに全体を理解している人間がいないので、そもそもリーダーシップをとる人がいない。だから、今後はAIが解決していくのでは?というようなことを言っていて、その通りと思った。
実際、息子が精神不安定になり不登校になりかけた時、
カウンセラーからは、「気持ちが落ち着かないときは一時的に保健室など別室対応してもらう方がいい。担任にも話しておく。」と言われたが。
担任からは、「保健室は体調不良の子が行く場所であるので対応できない。」と言われた。
精神科医師からは、ストレスによる症状として頭を叩いたり、音声チックなどの症状がでているだけなので、薬は不要。学校と交渉して環境調整するように指示されたが、
担任からは、「クラスで皆と一緒にやっていくには、薬が必要」と言われた。
行政の教育相談センターでWISC検査をしたが、予約の電話の段階で、職員が変わるたびに「ここではできない」「検査だけならできるが継続相談は不可」「やっぱり、自宅近くのセンターに行ってほしい」など、回答が変わり疲れ果てた。
個人情報の取り扱いについて情報共有していいか毎回確認されたが、これらの機関で共有されている感じは一切なかった。
親もかなり疲弊しているところに、このような対応が重なると、親も病みます。
様々な機関や人が関わるので、情報共有がすごく難しいと思った。
渦中は親のメンタルもぎりぎりなので、いやがらせされてるのかと思いそうにもなった。
めげずに親がしっかりするしかない。AIに頼る?
でも、学校の先生も日常の業務だけでものすごい忙しいので、それ以上対応できないんだろうな、そして、発達特性についてや治療、他の機関との連携の仕方なんて研修もないだろうし、忙しすぎてやってられないんだろうと、だんだん気づきました。
だから、親がしっかりリーダーシップとらないと、何も進まないのが今の現状だ。
私は行政の高齢者関係で働いていたが、子ども関係のサービスと比べると、予算にとんでもなく差がある。高齢者へのサービスはかなり手厚いけど、子どもには本当にお金かけてないと思う。
高齢者の相談窓口は、中学校区に一つ作ってるけど、スクールカウンセラーは非常勤で週に1回しかいないし。行政の教育相談センターも、年度末まで半年以上あるのに今年度の申し込み終了と言われたこともある。
子どもにもう少しお金かけてもいいと思います。
選挙に行こう。ということでいいのかな?
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