怒らなくてもいいことに気づいた?
アンガーマネジメントを学んで、別に今怒らなくてもいいことに気づいた?ようです。息子がイライラしてしまう場面の一つに、友人と遊ぶ約束をしていたのに、遊べなくなる時がありました。怒りについて学んでいくうちに、「怒る必要がある所では怒らなければいけないが、必要がない時には怒らなくてもいい。ただ次の約束をすればいいだけ」に気づいたそうです。以前は、「遊べるって言ったのになんでだよ」と怒っていましたが、あっさり変わりました。すごい。
空気が読めない子の対処術とは?
我が子ははっきり言って空気が読めません。私は場の雰囲気や皆が感じていることを察知できる方なので、正直息子のやること考えていることが私にはまったく理解できないことが多くあります。通級の先生に聞いたのですが、空気がよめない人にとっては、読める人のことは魔法を使ってるようにみえるそうです。ちなみに娘も非常に敏感に周りの空気を読めます。姉弟全く似てない。
場の雰囲気にそぐわないことを言ってしまうのは、自分の言葉で相手がどう思うのかイメージできていないことと、幼いころから正直であることは良いことと学んでいるので、自分は悪くないと思っているためだそうです。時と場合によっては嘘をついた方がいいこともありますが、空気を読めない子にとっては、例外その1,例外その2と一つ一つを理解していかなければならず、かなり負担の大きいことだそうです。なので、本人にとってもこの努力をしようと思えるほどのインセンティブを感じることができないと、がんばれないそうです。親は、相手がどう思うか考えて対応をしたことに対し、良いフィードバックを毎回与えないと、相手がたとえ喜んだとしても自分の負担があまりに大きいとその努力を続けられないので、毎回しっかりほめることが大切だと。
最後はポジティブな言葉で終わろう
通級指導中数人でゲームをした際、「このゲームはおもしろくなかった」と発言したことがあったようです。その後先生は、自分も相手も尊重するために「最後はポジティブな言葉で終わろう」と指導してくれたようです。次の通級で皆とゲームをする際、自分の知らないゲームを提案されたそうです。本当は知らないゲームは不安なので嫌だなと思ったようですが、一度もやっていないのに断るのは違うと思い、友人の提案を受け入れたそうです。実際にやったら楽しかったそうなのでよかったのですが。
息子が、どのゲームをするか決めるだけでこんなに考えているんだと知り、そりゃ学校生活疲れるだろうなと思いました。よく疲れたというのですが、確かに集団生活は本当にこの子にとっては負担が大きいのだろうなと思いました。でも、習ったことをすぐに実践できる息子もすごいなと思います。
そして、一番びっくりしたのは、家で私と勉強をしていた時です。私が丸付けをしているのですが、×が続くと、「もーう」と不機嫌になるのです。時々私もイライラしてしまい二人でちょっと言い合ってしまうこともあるのです。その日も「もうママのバカむかつく」と言われたので「じゃもう手伝わないから一人でやりなさい」と喧嘩になりながら最後まで勉強を終わらせたのですが、最後に「ママありがとう。勉強おしえてくれて。本当は言いたくないんだよ僕怒ってるから。でも最後いい言葉で終わるって習ったから」と、言ってくれたのです。もうびっくり。通級で学んだことをすぐに生かせるってすごいな。やっぱり専門の先生の指導って本当にすごいんだなと思いました。
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