担任と、、、落としどころを探る日々

こども

処理速度指標が非常に低いとは? 

 心理士さんによると、半分以上の人はIQ90から110の中に入るのだが、我が息子は言語理解と処理速度がどちらもその範囲内になく、できることとできないことの差が大きすぎるようだ。言葉を理解する力は中学生レベルだけど、字を書く力は保育園レベル?とか言われた気が。。。正直ここまでの差があるとは気づいていませんでした。親としては「息子は、本を読むのが好きでなんだか突然難しい熟語とかを連発してきたりするちょっと変わった不器用な子という認識」でしたが、ここまで大変な状況だったんだね。

 心理士からは、「学校などの集団生活はすごく苦労していると思います」と。あと、知的推理の検査で?たくさんの子供を先生が叱っているという絵を見せてどういう場面だと思うか質問した時に、その中の一人の子供の洋服に恐竜の絵が描いてあったようで。その恐竜の話になってしまったようです。このように、全体をまず認識しなければならない場面で、ある一部分だけに興味がいってしまうというところから、場にふさわしくない発言をしてしまうことが考えられるそうです。ま、空気はよめないですよね。たしかにそういうところはあるね君と思いました。こうやって数字を突き付けられるとちょっとへこみますね。改めて今まで大変だったんだね、息子よ。と思いました。

 この結果を踏まえてどうしていくか?を考えなければなりません。まず、スクールカウンセラーにも結果を共有して通級指導教室を申請することにしました。ただ、申請にはものすごく時間がかかるし、申請が通るかも不明と言われました。どうやらまず、学校内での会議があり、その後区の教育委員会が審査をするようです。かなり順番を待っている子も多くいるようで、数か月もしくは半年以上かかるといわれた気が。とりあえず申請することにしました。通級については、また別記事で。

学校との交渉

 とりあえず、明日以降の毎日について考えなければなりません。まず、本人と今後のことについて話してみました。IQの値は言いませんでしたが、「文章を読んだりすることはすごく得意だけど、字を書いたりするのが苦手って検査で出たんだよ。自分ではどう思う?」と聞いてみました。すると。「そうだよ、僕は書いてある文章を読むのはすごく得意でよくわかるんだよ、でも口でばーっと次やることを言われてもわからないんだよ。あと字を書くのは大変。特に早くやれって言われるとわーってなっちゃう。ゆっくりだったら僕にもできる。」と。先生に、しばらく漢字テストは少し多めの時間がほしいこと、次に行うことを、口頭だけでなく目でも認識できるように書いてもらうことをお願いしようと本人と話しました。あと、翌日学校に持って行くもの、先生に確認することなどを、忘れないようにランドセルの裏に何も書いていない付箋を貼って、必要時メモをとるように決めました。

 早速担任と面談をしました。本人の得意なことや苦手なことを具体的に伝えました。先生は以前から口頭指示では本人が動けないことに気づいていたので、黒板に次やることを書いてほしいということについては「わかりました」と。ただ、「テストの時間延長については、他の子のこともあるので、本人だけ延ばすと周りから嫌なことも言われるかもしれない。そこが心配だが一応できる対応はやってみる」とのことでした。担任は結構厳しい先生でひっ算の線が曲がっていると、答えは合ってても丸がもらえないなど私としては少し厳しすぎるのでは?と思うところもあったし、以前別室対応ができないといわれた経緯もあったので、どこまでこちらのお願いをやってもらえるかについて少しビビっていましたが、こちらの希望を理由とともにお願いしたら、「できる限り対応してみます」との前向きな言葉をもらえました。

 学校との交渉はなかなか親としても負担を感じてしまいますが、冷静に話し合うことが大事ですね。しかし、まあ難しいですが。。。ちなみに面談には夫と一緒に行きました。やはり大事な場面では夫婦二人で行けると真剣度が学校にも伝わる気がします。。。

コメント

タイトルとURLをコピーしました