先日、ある芸人さんが「我が子に重度知的障害があり、家族のために少し仕事を整理する」と発表している記事を読みました。
その記事の中で、彼はこう語っていました。 「もちろん大変なことはものすごくたくさんあるし、お金もその分かかる。だけど、楽しいこともあるということも伝えたい」
この言葉に、私は「すごくわかるな」と深く頷いていました。
私は、この芸人さんのような障害のある子どもを育てているわけではありません。でも、息子が小学3年生のとき、自傷行為によって急に学校に行けなくなった時期がありました。
後の検査で、得意な「言語理解」と苦手な「処理速度指標」の差が50もあることが判明。そこから児童精神科に通院しながら環境調整も行い、今はすっかり元気になりましたが、当時は本当に大変でした。
その節は周りの人たちにたくさん助けてもらいましたが、同時に「とにかく大変だね」「自分を追い詰めないでね」と、まるで我が家に“悲劇的なこと”が起きているかのように思われている空気も感じていました。
確かに、大変と言えば大変なんです。でも、息子が爆発的に面白いことを言ったりもするので、家族内では案外、笑いが絶えないところもあります。
私がこうして発信をしようと思ったのも、「悲劇的なことばかりではなく、楽しい子育ての部分もあるよ」ということを伝えたかったからなのかもしれません。 だからこそ、冒頭の芸人さんの言葉に激しく同意してしまったわけです。
子育てをしながら働いて生きていくって、本当に結構大変です。お金もかかるし、手間もかかる。それに反比例するように、親の体力はどんどん減っていくし。
でも、楽しいこともたくさんあります。すっごく大変だけど、クスッと笑ってしまうような日常を共有しながら、これからも前に進んでいきたいと思っています。 自分も、子どもも、決して追い詰めないように。
最後に、そんな息子の最近の格言をひとつ。
「僕は、今限りなく普通に近づきつつあるから、もう薬はいらないよ、ママ」
どこからの目線なのか、思わず爆笑してしまいました。

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