大雨警報などの自然災害が起きるたびに、学校からの連絡体制について「うーん……」と悩ましく思ってしまうことがあります。
以前、台風が接近した際にも、学校からこんなお知らせが来ました。 「登校時間を変更する可能性があります。その時の状況により、保護者に連絡します」
一見すると臨機応変で丁寧な対応に思えます。でも、これって働く親にとっては、かなり困ったシステムなんですよね。なぜなら、学校からの変更連絡は親のスマホにしか届かないからです。
私は仕事中、スマホをこまめに確認できる環境にはありません。親が職場で連絡を受け取れない間、家に残された子どもはいったいどうやって「変更された登校時間」を知ればいいのでしょうか。 「親が連絡を受け取り、それを子どもに伝える」という手順が必須になっている時点で、結局のところ「在宅ワークができる親、あるいは常に家にいて連絡を取り次げる大人が必ずいる」という前提で作られているのだな、と感じてしまいます。
世の中には本当にいろんな状況の家庭があり、親の働き方もそれぞれ違います。親が常に、子どものための情報インフラとして動けるわけではありません。 過去に急な休校や登校時間の変更があったときは、たまたま仕事がお休みだったママ友に頼み込んで、子どもを連れて行って預かってもらったこともありましたし、逆に私が子どもを預かったこともありました。あの時は本当に綱渡りで、なんとかイレギュラーな事態をしのいだ記憶があります。
子育てと仕事の両立を応援する声は増えましたが、いざ突発的な事態が起きると、途端に「家庭でなんとか対応できるはず」という空気になりがちです。 働きながら子どもを育てるのって、こうした見えない前提が社会の根底にある限り、やっぱりすごく難しい。そんな現実を、警報が出るたびに痛感しています。

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