最近、息子が薬を拒否し始めました。 本人いわく、**「別にこの頃は、飲まなくてもイライラしないし大丈夫だから」**とのこと。
確かに、以前に比べると感情の起伏が穏やかになったようにも見えます。でも、親としてはやっぱり少し心配な面もあるんですよね。
家の中にいる時の彼は、結構「調子に乗ってうるさい」時があるからです。
「学校でもあんな感じなの?」と聞いてみた
家の中だけならまだしも、もし学校でも同じように騒いでいたら、周りの友達や先生が困ってしまうのではないか……。
気になったので、正直に聞いてみました。 「家では結構うるさい時あるじゃない? 学校でもあんなにうるさかったら、みんな困ると思うんだけど。本当に大丈夫?」
すると、息子から返ってきたのは意外な言葉でした。
「僕は学校では大丈夫なんだよ。結構『普通』に近づいていってるんだよ」
自分の現在地を分かっている面白さ
「普通に近づいている」
その言葉を聞いた瞬間、思わず笑ってしまいました。 あぁ、この子は**「自分はちょっと普通(周りの多数派)とは違うんだな」**ということを、ちゃんと自覚しているんだな、と。
「自分は普通だ!」と言い張るのではなく、「今はまだ少し離れているけれど、徐々に寄せていっている最中なんだ」という彼の自己分析。その客観性と、独特の言語センスがやっぱり面白いなと感じます。
本人がそうやって自分の現在地を掴めているのなら、それは一つの大きな成長なのかもしれません。
次回の診察で相談してみよう
医師からも以前から、「本人がいらないと思うなら、一度やめてみて様子を見てもいいんじゃないか」と言われていました。
「普通に近づいている」という本人の自己申告も含めて、今度の病院で先生に詳しく相談してみようと思います。
親がハラハラすることもありますが、こうして時々見せる「彼なりの理屈」や「鋭い視点」に触れるたび、この子の個性をまるごと面白がっていけたらいいな、と改めて思わされた出来事でした。
楽しみな反面、拭えない「進学」への不安
ただ、親として手放しで「じゃあ、やめよう!」と言い切れない本音もあります。
それは、「中学進学」という大きな環境の変化が控えているからです。 今は今の環境に適応できているけれど、中学校という新しいステージでは、ルールも人間関係もガラリと変わります。その荒波の中で、彼が今の「自分なりのペース」を保てるのかどうか……。
「今は大丈夫」が「次も大丈夫」に直結するとは限らない。それが子育ての、そして発達の難しいところだと感じています。
「つながり」を保険にしておく
だからこそ、たとえ薬を一旦お休みする形になったとしても、医師とのつながりだけは切らさないでおこうと考えています。
- 本人の「飲まないでやってみたい」という意思を尊重する。
- 同時に、何かあった時にすぐ相談できる「専門家の目」を確保しておく。
これは、彼にとっても私にとっても、お守りのような「保険」になるはずです。
「普通」を目指して背伸びをしている彼を応援しながら、いざという時のセーフティネットはしっかり張っておく。そんな風に、一歩引いたところで見守るスタンスが、今の私たち親子にはちょうどいいのかもしれません。

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