息子は小3の時に突然自傷行為やチックが始まり、学校にしばらく行けない時がありました。
スクールカウンセラー、児童精神科、通級、学校生活の合理的配慮の交渉などによる環境調整で徐々に元気になり、今はすっかり元通りの息子になり、元気に学校に通っています。
WISCの結果、得意の言語理解と苦手な処理速度の間に50もの開きがあることがわかり、板書などが間に合わず先生に注意されることなどが原因で、ストレスによる症状として現れていたようです。
その後、私も介護休暇をとり、しばらく息子とべったり一緒にいてサポートしていました。勉強の工夫なども散々しましたが、今振り返ると一番効果あったのは、なるべく一緒にいる時間を作ったことで安心したんじゃないかなと思います。
その頃から感じていたけど、近頃確信したのですが、息子は場面の切り替えを、自らしっかりやるのです。
遊ぶときはあそぶ、ダラダラするときは横になる、勉強するときは集中してやり切る、好きな本や漫画ゲームでリラックスするときは、そのモードになる。これらの切り替えがけっこう上手いかもしれません。
その都度その都度、私の所に宣言しに来るのです。
「ママ、今からゲームするね」「今からゴロゴロモードだから」「もう寝るね」「お風呂に入るね」「ご飯食べるね」「英語の勉強するね」「漢字テストのドリルやっちゃうね」「塾の宿題やるね」などなど。
そして、終わったら、またその都度終わりましたと報告に来ます。
さらに、終わる時は、宣言だけでなく、グータッチをするのです。
前はハイタッチだったけど、なぜかこの頃グータッチに変わってきました。
面白いなと思ってたけど、場面の切り替えを儀式的にやると本人の中で区切りがついて次に進みやすくなるんだろうなと、思ってきました。きっと本人にとって意味があるんだろう。
このことが、発達特性と関係あるのかは不明だけど、自分で編み出したところがすごいなと思います。
相変わらずまだ爪を食べたり(噛んだり)するのがほんとに親として気になるけど、これは治してほしいけどなかなか無理です。
この爪の癖とグータッチは関係あるのかなと考えましたが、どうやら無理に関連づけなくてよいようです。
グータッチは次に進むための「意識的な区切りの儀式」ですが、爪を噛むのは無意識に行う「感覚の調整」のようなもの。
かつての自傷行為は限界のサインでしたが、今の爪噛みは、元気になった日常の中で彼なりに脳の負荷を微調整している小さな癖なのだろうと思います。親としてはどうしても気になりますが、今は無理にやめさせようとせず、本人の無意識のストレスコントロールの一部として一旦切り離して見守っていこうと思います。

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