先日、息子に「自分のこと、不器用だと思う?」と聞いてみた。 すると「うん」と即答。 「そう感じるの?」と尋ねると、彼はこんなふうに自己分析を語った。
「うん、工作が苦手。いろんなアイデアはすごくたくさん浮かぶんだけど、それを作ろうとするとできないんだよね。ぼくは想像力は結構あるんだよ、でも、やるのが苦手」
たしかに、その通りだと思った。
彼の不器用さは日常の端々に出ている。特に驚愕したのは、蝶々結びがなかなかできないことだ。靴紐はもちろん、浴衣の紐すら結べないことが発覚し、慌てて特訓をした。 とくに靴紐は細かくて小さいので、彼にとっては非常にやりにくいらしい。
今までも何回もその都度練習させてたけど、しばらくすると忘れてしまうんだよな。
そこで、幼児療育用の蝶々結び動画を見つけ、それを見せながら何度もやらせてみた。 練習している様子を観察していると、どうやら彼は「目で見た通りに手を動かす」ということがうまくできないのだと気づいた。頭での理解と、手先の動きが連動していない。
結果として、何度も何度も繰り返して、やっと結べるようにはなった。 しかし、そこに至るまでの過程は、正直に言ってかなりイライラしてしまった。
頭の中にはたくさんのアイデアがあるのに、手先がついてこない息子。 本人が一番もどかしいのだろうが、付き合って教える側にもかなりの根気がいる出来事だった。

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