息子は、思えば小さい時から「やりたくないこと」や「がんばってもできないこと」、あるいは「やらないと怒られること」を問い詰められると、「やった」と嘘をつく傾向があります。
中学生の娘にはそういう傾向はないように思うので(私が気づいていないだけかもしれませんが)、余計に気になってしまいます。
例えば、この夏休み。 朝ごはんのお皿を洗っておいてと息子に頼んだ日のこと。後で「自分でやったの?」と聞くと、「うん」と答えたので「ありがとう」と伝えました。でも、あとで娘に聞いてみると、結局娘が洗ってくれたとのこと。
他にも、ドリルの宿題があった時、塾の宿題や習い事も重なり時間がない時に、ドリルの答えを映していた時もあった。
「なんであの子は嘘をつくんだろう」 なかなかショックでした。面倒くさいことから逃げているとしか思えなくて。特に息子が嫌がるのが
努力が結果に結びつかない「まとめ漢字テスト」の壁
息子自身も、勉強や苦手なことでも「とりあえずやるしかない」ということは頭ではわかっているようで、漢字練習も辛いながらに取り組んではいます。
でも、一番の難関は「まとめ漢字テスト」です。 練習したところで、どんな熟語が出るか、どの漢字が組み合わさって出るかがわからない。つまり、「努力が結果に結びつかない」のです。勉強した割に点が取れないことが多いから、本人もイライラしています。
そして正直なところ、私も悪い点数のテストを見ると「えー?」と思ってしまい、それが顔に表れてしまっています。その私の反応が、本人へのプレッシャーになっているのかもしれません。
「ディスクレパンシー50」が意味するもの
以前、スクールカウンセラーの先生から言われたことがあります。 「ディスクレパンシー(能力のばらつきの差)が50というのは、ものすごい差です。単純に嘘をついているというより、限界まで疲れていたり、大変すぎて追い詰められた結果の可能性もありますよ」と。
確かに、その差がもたらす困難さは想像以上なのかもしれません。親が結果を求めすぎないことは大事だと、頭ではわかっています。
でも、ダメなものはダメです。 苦手だからといって、勉強を完全に放棄するわけにはいきません。できないことは、どうにか工夫して乗り切れないかと考えながら、前に進むしかないのです。
だから、漢字の小テストは確実に対策をする。まとめテストに向けても勉強はするけれど、「結果は手放す」。そして、間違えたところを覚えるという作業を繰り返すしかないと腹を括りました。結末に対して、私が感情的に怒らないようにするしかないのだと。
息子としっかり話したこと
先日、息子と向き合ってしっかりと話をしました。
「できないのは仕方ない。ママも人間だから疲れている時は怒っちゃうこともあるし、気をつけなきゃいけないと思ってる。なるべく怒らないようにするね」
「あなたができるから大切なんじゃない。できても、できなくても、あなたは大切だよ」
「ただ、勉強はそれなりに大切だから、やるしかないんだよ。今後成長していくにつれて、今苦手なこともだんだん楽になる部分もあると思う」
「やることはやる。でも、できなくても点数が悪くても仕方ない。間違えた問題をやり直せばそれでいい」
そこまで伝えた上で、最後に一番大事なことを言いました。
「でも、嘘は絶対にやめて」
「今後、友達とのトラブルとかが起きた時、あなたが嘘をついていたら、ママはあなたを助けられない。できなくても失敗してもいい。でも、嘘をつくのはやめなさい」
現在進行形の悩み
この言葉が、息子の心にどこまで響いたかはわかりません。
本人的には「がんばっても点が取れないなら意味がない」という思考回路に陥ってしまっているようです。
ディスクレパンシー50という数字が関係している部分も大きいのでしょうが、それだけではないとも感じています。今後、どう関わり、どう変わっていけばよいのか。親として、まだまだ悩みまくる日々は続きそうです。


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