先日、中学2年生の娘の保護者会に行ってきました。 中だるみと言われる時期でもあり、どんな話が出るのかなと思っていましたが、そこで今のリアルな教室の状況と、私の知らない娘の姿を知ることになりました。
「実は、学校に通えていなくて」
保護者会恒例の「ひと言挨拶」。 そこでたて続けに、数名のお母様からお話がありました。
「実は、子どもが学校に通えていないんです」 「行きたい気持ちはあるけれど、どうしても行けなくて……」
家で勉強は続けていること、そして通えていない親同士で繋がって情報交換をしていることなどもお話しされていました。娘のクラスでは3名ほど、今学校に来られていない子がいるようです。
そのお話を聞きながら、私は自分のこれまでの態度を少し反省しました。 娘に対して「もっと成績を上げてほしい」「ダラダラするなら勉強してよ」なんて思ってしまうけれど、それは「子どもも親も、なんとか元気でいるからこそ」望める、贅沢な悩みなのかもしれない……。
息子が小学3年生の頃、チックが出たり自分で頭を叩いてしまったりして、一時期学校に通えなかった時のことを思い出しました。あの時の、先が見えないような親の不安。 今通えないからといってお先真っ暗なんてことは決してないけれど、親としてはやはり、胸が締め付けられるほど悩むものです。
家では反抗期マックスの娘が……
そんなしんみりした空気の中、もう一つ驚いたことがありました。 去年もそうだったのですが、保護者会に行くと、いろんなお母様から次々と声をかけられるのです。
「〇〇ちゃん(娘)のお母さん、いつも娘が仲良くしてもらっているみたいでありがとうございます!」
正直、驚きました。 今の娘は、家では絶賛反抗期。不機嫌マックスで親とはほとんど口をききません。 それなのに外では、友達にそんなに親切にしているなんて……。
さらに驚いたのは、先ほど「学校に通えていない」とお話しされていたお母様からも声をかけられたことです。 「学校に行けた時には、〇〇ちゃんが仲良くしてくれて本当に助かっています。ありがとうございます」と。
母の知らないところで、娘は頑張っていた
家ではあんなにツンツンしているのに、学校では周りの子を気遣い、自分なりに人間関係を築いている。 不安定な「中2」というお年頃。親に見せる顔がすべてではないんだな、と改めて実感しました。
勉強のことや態度のことでつい口うるさく言いたくなってしまいますが、母の知らないところで娘はちゃんと頑張っていて、誰かの支えにもなっていた。
周りの方からその話を聞けただけで、今回の保護者会に行った価値があったなと思います。 反抗期も、成長の証。 家ではまた不機嫌な顔をされるかもしれませんが(笑)、心の中では「外で頑張ってるんだね」と、少しだけ優しい気持ちで見守ってあげようと思います。


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